「フィジカルを活かした攻めの姿勢で」アルバルク東京 笹倉怜寿 移籍で得た経験と昨年の悔しさを胸に臨む復帰2年目のシーズン

A東京復帰した1年目は「難しいシーズンでした」

そして迎えた2021−22シーズン。仙台で培った経験を発揮、そしてルカHCから授かった言葉を実践するべく臨んだ。

チームは怪我人や新型コロナ感染者が出るなどアクシデントに見舞われながらも優勝争いを繰り広げた。

しかし、その一方で笹倉にとってはB1トップクラスの高い壁とも戦わなければならなかった。スターターとしての出場機会を掴めないまま、ベンチで出番を待ちながら途中出場する日々が続いた。

「B1とB2では、特に日本人選手の体格が違うなと思いました。技術面で言うと決定力であったり、今はピック&ロールが主流となってますが、その質や使い方、選手同士の連携も全然違いましたね」

結果レギュラーシーズンはいずれも途中からで21試合、チャンピオンシップにも同様に2試合出場と特別指定選手時よりも大きく伸ばしたものの、仙台では常にスターターとして出ていたことを考えると不完全燃焼のまま終わってしまった。

「とても難しかったです。パフォーマンスを発揮する機会がなかった。実力不足なんだなっていうのを痛感しました。スタートラインにすら立てないような感じがしました。B2とB1というレベルの違いも覚悟はしていましたが、やり切れなかった思いがありましたね」

B1の壁を感じたシーズンだった
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