G1 CLIMAX初制覇・大岩陵平
16日、新日本プロレス・両国国技館大会にて「G1 CLIMAX 36」優勝決定戦が行われ、大岩陵平が上村優也を打ち破り、悲願のG1初優勝を飾った。
Aブロック2位通過の大岩は準決勝でカラム・ニューマンを撃破。Bブロック2位の上村は現IWGPヘビー級王者・辻陽太を下し、決勝へ駒を進めた。両者は昨年8月7日の後楽園大会で初のシングルマッチを行い、その時は上村が勝利。約1年ぶりの一騎打ちが、G1の頂点を懸けた大舞台で再び実現した。
大歓声に包まれる中、先手を取ったのは上村。大岩のお株を奪うヘッドロックで執拗に締め上げると、アームドラッグからアームロック、ハンマーロックと徹底的に左腕へ照準を定める。大岩もショルダータックルやセントーンで反撃し、得意のヘッドロックで一歩も引かない攻防を展開。

中盤に入ると一進一退の攻防が加速する。上村がバックドロップ、ドラゴンスープレックス、ライオンズシャイナー・プレスと畳みかければ、大岩も天山スープレックスで応戦。上村は大岩の必殺『THE GRIP』を腕十字で切り返し、そこからリストロックで再び腕を絞め抜いた。
30分を超えても腕を放さない上村。大岩はボディスラムやジャーマンで反撃を試みるも振りほどけず苦境に立たされたが、遠心力を利用した天山スープレックスでついに脱出を果たす。

勝負に出る大岩が『THE GRIP』を狙うも、上村がヘッドバットで迎撃。それでも大岩は再び飛び込み、渾身の『THE GRIP』を炸裂させる。上村はカウント2で返したものの、大岩は即座に首元へしがみつきヘッドロックで捕獲した。
上村も丸め込みで抵抗を見せたが、大岩は決して解かない。最後は全身の力を込めて絞り上げると、上村がついにギブアップ。35分10秒、大岩が昨年の雪辱を果たすとともに、歴史に名を刻むG1初制覇を成し遂げた。
優勝旗とトロフィーを手にした大岩は「オレと上村優也は一生、ライバルだ」と健闘を称え合った。さらに10月の両国大会でIWGPヘビー級王座へ挑戦する意思を表明し、「オレが令和の夏男、THE GRIP大岩陵平だ」と高らかに宣言した。
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