――マンモス選手はFMWに残留されて、大仁田さんから黒田哲広さんがリーダーに代わったチーム0のメンバーとして活動されます、そこからFMWを変えるために田中さんと黒田さんがタッグチームを結成します。この頃は、二人と一緒に組んだり、近くで見てきたマンモス選手は田中さんと黒田さんの凄さはどこにあると思いますか?
マンモス:田中さんは見ての通りですね。鉄人なんですよ。
――確かにそうですね。マンモス選手と組まれていた頃から田中さんの鉄人ぶりは変わっていないですね。
マンモス:練習にしても、普段の生活にしてもストイックなんですよ。金村さんが「田中は何事にも馬鹿や。プロレスでも練習でも馬鹿そうなんや」と言ってたんですけど、田中さんはどんなことでも完遂してしまうんですよ。日焼けとかも、やり過ぎだろというくらいされるじゃないですか(笑)。
――田中さんは30代になってから体重を絞るじゃないですか。あの時も極限まで体重を落としてビルドアップされていましたからね。
マンモス:田中さんが体重が100kgオーバーだった頃は、グラジエーターと闘っていたので、体重を増やすしかなかったと思いますね。だからグラジエーターと互角に闘う田中さんのパワーって凄かったんですよ、