――団体と大仁田さんで板挟みだったんですね…。
マンモス:そうですね。それで大仁田さんを事務所に呼び出す前日の横浜大会で大仁田さんと試合のセコンドについていて、めちゃくちゃ号泣しちゃったんですよ。すると大仁田さんが「大丈夫だよ。俺が新日本に行くことにそんなに心配するなよぉ」と声をかけてくたんですけど、僕は複雑で胸が痛かったです。確か大仁田さんをFMWから排除するという計画は恐らく、(ミスター)雁之助さんや金村(キンタロー)さん、邪道さん、外道さんとかは知らなかったと思うんです。
あわせて読みたい

2-300x169.jpg)
アントン・ヘーシンクvs ドン・レオ・ジョナサン【プロレス喧嘩マッチ伝説・番外編】
「プロレスはルールのある喧嘩である」日本におけるプロレスの父、力道山はこのような名言を残した。たしかにプロレスにはルールがあり、試合はその範疇の中で行われて…
――ちなみに大仁田さんから一緒に行こうという話はなかったんですか?
マンモス:横浜大会の翌日、事務所に呼ばれて、計画を実行した時に大仁田さんから「お前までどうしたんだよ」と言われて、「一緒に行きます」と言って、大仁田さんからは「じゃあ家まで来いよ」と言われて、一緒に大仁田さんの家に行ったのは僕と保坂秀樹さんでした。
――そうだったんですね。確か、大仁田さんが2021年8月15日FMW-E大阪・鶴見緑地大会で、保坂さんへの追悼コメントで「俺がFMWを離れるとき、保坂とマンモス佐々木が『一緒についていきます』と言ってくれました。だけど、彼らの人生が開かれるように、僕はひとりで新日本に殴り込みました」と語っているんですよ。
マンモス:それでも最終的には、大仁田さんからは「お前はFMWに残れ」と言われたことで心が決まりました。あとハヤブサさんがあんなに自分に時間を割いてくださって、真剣に向かい合ってくれて…。今、思えば説得してくれたのかもしれませんが、FMWの大エースのハヤブサさんに団体にいてほしいと思われたことも大きかったですね。