舞華はリーダー不在の“E neXus V”を厳しい目で評価した
後編は舞華が不在だった時期のスターダム、そして自身のユニット「E neXus V(イー・ネクサス・ヴィー)」へと移る。舞華の発する言葉は優しさの中にもトップ選手としての厳しさが溢れた。(取材・文/大楽聡詞 文中敬称略)
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■不在の7か月と「どんより」した過去
――欠場中、ゲスト解説で見ていたスターダムはどのように映りましたか。
舞華:私は自分のことを「タイミングが悪い女」だと思っているんです。2024年、私が赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)を巻いて「これからトップとしてやっていくぞ」という時に、団体が分裂する騒動がありました。
あの時の空気は、本当にどんよりしていました。「これからどうなるの?」という不安がファンだけじゃなくスタッフや選手にも充満していた。私はチャンピオンとして、まずはファンを安心させなきゃいけないと必死でした。
「大丈夫だよ」ってSNSで発信し続けたり、スタッフや選手に声をかけたり……。あの頃の状況に比べたら、「今のスターダムは全然大丈夫だな」って安心して解説席にいました。
――あの苦境を乗り越えた経験があるからこそ、どっしりと構えていられるのですね。
舞華:もちろん岩谷麻優の退団や中野たむの引退など心配な要素はあるでしょうけど、あの分裂騒動の時に比べたら……。「私が少し欠場しても、この団体なら大丈夫だ」という信頼はありましたね。
