――そうですね。FMWを離れてから大仁田さんは新日本に照準を絞ってひとりで参戦していますね。当時、マンモス選手は大仁田さんの付き人を務めていました。FMWが大仁田さんを排除するという現場のやり取りはどのような感じだったんですか?
マンモス:実は他の選手の話を聞くと、当日に事務所に呼ばれ、大仁田さんを排除するということを知ったらしいんですよ。
僕は大仁田さんの付き人だったんですが、前シリーズくらいから、ハヤブサさんから飲みに行こうと誘われる機会が多くなりまして、確か北海道の巡業だったと思うんですが、飲みの席で「お前は大仁田さんの付き人をしているけど、実は大将(大仁田さん)にはFMWを出ていってもらおうと思っているんだ」と言われたんですよ。
「それはどういうことですか?大仁田さんの付き人なので聞き捨てなりませんね」と僕は言ったんです。するとハヤブサさんから「これからのFMWは大将がいてもらったら出来ないことがあるんだ。お前はFMWには必要なんだよ」と諭されました。
ただ、ハヤブサさんは飲みの席でも大仁田さんの悪口は言わなかったですね。大仁田さんとは巡業では起きてから寝るまでずっと一緒だったので、その時は複雑な気持ちでした。
だからといって大仁田さんにこのような計画があると告げ口するほど野暮じゃないですから。田中(将斗)さんがアメリカ遠征中だったので、相談できる先輩がいなくて、もし田中さんが日本にいたら相談したかったですよ。