リハビリ期間は「自分の体を見直す期間だった」と語ったテーブス海

その一つが上半身のフィジカル強化だった。下半身の怪我だったために、離脱期間中は上半身の強化にも努めていた。自身で見直した体の動かし方と組み合わせることで、この期間は着実に進化へと結びついていた。
「下半身がウェイトできない分ほとんど上半身のトレーニングを積んでいましたが、間違いなくフィジカルは強くなったと思いますし、体を効率よく動かせるようになったのでキレやスピードも数字で見ても上がっています」

復帰してから2試合、そのプレーと存在感で赤く染まったアリーナを沸かせたテーブス。ただ、アドマイティスHCそして自ら語る通り、今は試合勘を取り戻している段階でもある。
天皇杯を控え、そしてリーグ戦も中盤から終盤へと差し掛かってく。しっかりと先も見据えながら、直近について最後に語った。
「試合勘が戻っていくうえで、いずれはもっと自分が起点にならなければならない場面も出てくると思うので、その時にはしっかりと準備できているように、ここから感覚を戻せたらなと思います」
開幕から全員で穴を埋めながら戦い続けるA東京。上位戦線へと入る中で欠かせないピースが戻ってきた。
(写真 / 文:白石怜平)
