第103代世界タッグ王者・綾部蓮
昨年、「世界最強タッグ決定リーグ戦」を制し、世界タッグ王座を戴冠。王道マットの主役に躍り出た綾部蓮。2月23日の大田区総合体育館大会では、再結成した“エボリューション”諏訪魔&鈴木秀樹組を相手に、2度目の防衛戦を控えている。大一番を目前に控えた綾部がベルトを保持する重み、パートナーのタロース、そして春の祭典『チャンピオン・カーニバル』への熱い想いを語った。(取材・文/大楽聡詞 文中敬称略)
王者の自覚――「追う立場」から「追われる立場」へ
――昨年、世界最強タッグ決定リーグ戦を制し、ついに世界タッグ王座を奪取。改めてベルトを腰に巻いた心境はどうですか?
綾部:ベルトを獲得するのは、『王道トーナメント』や『世界最強タッグ決定リーグ戦』で優勝するのとは違った感覚があります。
優勝して終わりではなく、ベルトを保持するということは、常にそれを守り続けなければならない。「追う立場」から「追われる立場」になったのだと強く実感しています。
――これまでは常に“追いかける存在”でしたが、景色は変わりましたか?
綾部:以前は『王道トーナメント』で優勝しても、三冠ヘビー級王座挑戦で敗れて、常に上を追いかける立場。実際にベルトを手にして1度の防衛を経て、立場が変わった面白さを感じています。何より、ベルトがかかった戦いでは相手もギアを一段階上げてきますから、それを受けるやりがいを感じています。
