ーーどうやって流すんですか?
寺山:肌感覚なので説明が難しいんですが…。「顔のこのあたりに当たるな」と想定して、フッと流すとダメージが激減するんです。
マスや試合が終わった後、「攻撃は当たっているのに全然手応えがないんだけど、どうやっているの?」と聞かれます。
自分と対戦する人にとっては、当たっているのに当たっていないような不思議な感覚だと思います。
15歳とか若くしてデビューした人って、選手生命が長くないと思うんです。打ち合おうとする選手は、倒れるたびにダメージが蓄積されて長く続かない。
でも自分は格闘技が好きで長く続けたいので、「もう打たれたくない」と考え、今のスタイルにしたんです。
ーー今後、強化していきたい点はありますか?
寺山:正直、3分も闘うのは大変なので、なるべく短期決戦に持ってきたいです。すぐ倒して、家に帰ってゲームをやりたいですね(笑)。