【DDT】MAO駆け抜けた新日本BOSJ（中編）「YOHには試合にも勝負にも負けた」

5.29新潟、SHO戦はKANON、須見和馬と共にH.O.Tを巻き込んだユニット戦

MAO：最終戦がSHOさん、あれが初戦だったら車で轢いてないと思うんですよ。さすがに初戦からはできない。

【新日本BOSJ】MAO、SHOを破るも優勝決定戦進出ならず

――STRANGE LOVE CONNECTION（ストレンジ・ラブ・コネクション＝S.L.C）のKANON選手や須見和馬選手も駆けつけました。

MAO：５月29日DDTの試合が被ってなかったというのもあり、須見も連れていけましたね。

実はSHOさんとは2年前から因縁があったんです。2023年3月1日後楽園で開催されたALL STAR Jr FESTIVAL（オールスター・ジュニア・フェスティバル＝ASJF）MAO＆木髙イサミ vs SHO＆怨霊が組まれた。

僕、BOSJは結構ずっと狙っていた大会。ASJFで頭一つ抜けた活躍をして「新日本の目に留まってBOSJ出られたらいいな」と思い臨んだけど、結果としてフィニッシュの直前、SHOさんの反則。

勝てそうなところで逃げられた結果、後味の悪い反則勝ちとなった。僕的にはすごい気合い入れていったのに逃げられて…「これはもういつか車で轢かないと気がすまねえな」と思って。

そっちがその気ならってことですよね。HOUSE OF TORTURE（ハウス・オブ・トーチャー＝H.O.T）は味方が介入もする。

悪いヤツにはさらに悪いことで対抗するしかない。「車で轢くしかないな」って思い、2年越しの夢が叶った瞬間でしたね。

――SHO選手との戦いに関しては、新日ファンからも感謝されたとか。

MAO：いやあ、もう怖いんですよ。BOSJシリーズが始まってから、サイン会でSHOグッズを身につけたSHOファンがいっぱい来るんですよ。

「SHOさんのこと轢いてください」って言ってくる。いざ轢いたら轢いたで、またサイン会に来て「SHOさん轢いてくれてありがとうございました」って言ってくるんで、本当にSHOファンはもうトチ狂ってんなと思ったし、ファンとして格が違うんじゃねえかと感じましたね。