
5月10日から6月1日に開催された新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.(BOSJ)」にMAOが参戦。自由な発想のファイトスタイルを持ち込み、新日本ファンの間で賛否を呼んだ。Bブロック6勝3敗、YOH、デスペラードと並ぶも直接対決の結果でYOHが決勝進出。中編では因縁のSHO戦を始め、YOH、田口戦を振り返ってもらう。(取材・文/大楽聡詞)
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目次
5.18八王子、BOSJ準優勝のYOHと“横一列”の戦い
――YOH選手はどうでした?
MAO:YOHさんは、あんなことになると本当思わなくて。普通にBOSJで「ジュニアヘビー級戦士としてのMAO」で試合ができる相手はいっぱいいたんですよ。
【新日本BOSJ】YOHがMAOに逆転勝利、“蒼魔刀”で「横一列発言」の因縁再燃か⁉
要は「ストレートにお互いの力と力をぶつかり合える戦いができる相手だな」と思っていたら、まさかのHARASHIMAさんの蒼魔刀で狙ってきた。
その瞬間に僕もなんかスイッチが入り、「…てことは?」と思って、やったこともない「スリング・ブレイド(棚橋弘至の得意技)」やったら決まっちゃったんですよ。
っていうことは、もうこれはアレを行くしかないと思って、ハイフライフロー(棚橋のフィニッシャー)まで行っちゃたんですよ。
そしたら、もう自分でもビックリするぐらいキレイに決まっちゃって。決まり手にはならなかったけど。