【新日本BOSJ】MAO、SHOを破るも優勝決定戦進出ならず

MAOは勝ち点12で1位タイだが、エル・デスペラード、YOHに直接対決で敗れているため、脱落となった

29日新日本プロレス、新潟大会で「BEST OF THE SUPER Jr.32」Bブロック最終公式戦が開催、MAO(5勝3敗)とSHO(4勝4敗)が激突した。

SHOの入場時、MAOは背後からドラマティックドリーム号(自転車)でSHOをひくという暴挙に。体育館を飛び出し、H.O.T(ハウス・オブ・トーチャー)にトペ・コンヒーロ!そしてMAOは車に乗り込みSHOをひいてしまう。

SHOの背後からドラマティックドリーム号で近づくMAO

MAOはSHOを台車に乗せ、リングに運ぶ。ここで試合開始のゴング。MAOはカバーするが、SHOはカウント2で返す。

SHOは「やられたら倍返し」が如く、パイプ椅子で固定されたMAOの左腕にドラマティックドリーム号を打ちつける。そしてH.O.Tの高橋裕二郎、成田蓮、SHOがドラマティックドリーム号にストンピング。

これは交通事故!MAOは車でSHOをひいた

DDTからKANONと須見和馬が加勢。両軍、入り乱れた戦いはMAOがコーナー最上段からキャノンボール450°を炸裂され、SHOから3カウント。MAOは勝ち点12となり、優勝決定戦進出に望みをつないだ。

だが続く第8試合、ロビー・イーグルスにエル・デスペラードが勝利し勝ち点12。MAOとの直接対決で勝利しているデスペラードが優勝決定戦の可能性を残し、MAOは脱落。

場外でSHOはパイプ椅子を使い、MAOを痛めつける

それを受けてMAOはMAO「俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は12点でBブロック1位だけど、進出は叶わず終了。でも、もし代々木で場外カウント両リンなら13点で余裕の優勝だったんだ。それでもあの瞬間で終わらなかったから、エル・デスペラードとのメインイベントで熱狂を作り出せた。DDT生まれ、育ちの俺は最後までDDTスタイルで闘い抜いてやりきった。新日本のファンもDDTの皆さんもありがとう。次はもう少し進化した俺で帰ってきたい」とコメント。

BOSJ32のMAOの闘いは幕を下ろしたが、彼が背負う“変なプロレス”は新日本プロレスの舞台に確かな爪痕を刻んだ。再びMAOが新日本のマットに立つ日が訪れるのか、期待は高まるばかりだ。

記事/まるスポ編集部

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