10.18後楽園、KO-Dタッグ王座戦で石田の魂が覚醒した
10月18日のDDTプロレス後楽園大会。ユニット「ハリマオ」の石田有輝は、樋口和貞とのタッグでKO-Dタッグ王座に挑戦した。スーパーヘビー級の納谷幸男&飯野雄貴を相手に、身長168cm、体重86kgの石田は、一歩も引かずに勇猛果敢に正面突破を図る。王座奪取は叶わなかったものの、その奮闘は多くの観客の心に焼きついた。DDTの若手世代(D GENERATIONS)が群雄割拠する中、タイトルマッチを経て、彼が抱く思いとは。ユニット「ハリマオ」への愛、そして未来の目標について、石田に聞いた。(取材・文/大楽聡詞 文中敬称略)
◼️自己変革への渇望:タイトルマッチに懸けた思い
――10月18日、KO-Dタッグ王座挑戦はいかがでしたか?
石田:あの試合は、正直、自分を変えたいという気持ちがめちゃくちゃ強かったです。
5.16上野大会で復帰が決定!以前の僕を越える「石田有輝」になります!
自分の周り、特に若手世代の正田やTo-yさん、高鹿さんらD GENERATIONSの選手たちが活躍している中で、「自分は何かを残せているのだろうか」「他の選手と比べて劣っているのではないか」という気持ちがありました。
このタイトルマッチに向けて、「そうした劣等感を払拭し、自分を変えたい」という思いが強かったですね。
