――大地選手の場合、デビューから周りの期待が大きかったですし、僕たちの想像以上にプレッシャーを感じていたと思います。その後、フリー期間を経て 2014年IGF所属になりました。アントニオ猪木さんや藤田和之選手等が所属していました。IGFの印象はいかがでしたか。

大地:IGFでは今までのプロレスとは全く違った世界がありましたね。いろいろ印象に残っていますが、猪木会長が一度道場にきてプロレスを教えてくださった事。あの時教わったことは、今でも試合で使っています。

――それはレスラーとして貴重な経験ですね。IGF時代、大日本プロレスに参戦し橋本和樹選手と「チーム大和」を結成。その後2016年に大日本プロレスに入団しました。橋本和樹選手の印象と大日本プロレスに入団した理由を教えて下さい。

大地:もともとZERO1で関本大介さんとの闘いの際、後ろからヒョコっと出てきたのが橋本和樹でした。それで「強い方の”橋本”は俺だ!」「俺の方が強い!」という「“橋本”、俺の方が強い抗争」が始まりましたね(笑)。大日本プロレスの登坂社長の意地の悪い案で「仲の悪い関係のまま」でタッグを組むことになりました(苦笑)。当初はイヤイヤ組んでいたタッグも、同じコーナーに立ち戦い続けると心地いいものに変わっていきました。気付けば「チーム大和」なんて名前も付いていました。

大日本に入団したのは2015年末にIGFから実質クビ宣告を受けたからです。その時に相談したのが和樹。それで登坂社長含めて食事会が設けられ、2016年に大日本プロレス入団が決まりました。

――大日本入団後、同世代の神谷英慶選手とチーム「大神(オオカミ)」を組んで活躍しています。パートナー神谷選手はいかがでしょうか?

大地:かわいい・おもしろい・ヤバい・賢い・独特の世界観…が彼の印象です(笑)大神を組むきっかけをくれたのは岡林裕二選手でした。岡林さんがストロングヘビーのチャンピオンだった時、「橋本大地と神谷英慶で次期挑戦者決定戦をしろ!」の一言で試合が決まりました。結果は負けてしまいましたが、決定戦後に神谷と組むことが多くなりました。神谷とはプロレスの考え方は違うけど、逆に違うからこそバランスが取れていると思います。先日、関本・岡林組にタイトルを奪われましたがBJW認定タッグ王座も2度獲得しています。凸凹だけどプラモデルみたいにキレイにハマるのが私の相方、神谷英慶ですね。

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