デビュー以来、成田に勝ち星がない上村。今回も「成田越え」を果たすことはできなかった
2日、新日本プロレス福岡大会の『G1 CLIMAX 36』Bブロック公式戦で、上村優也が成田蓮に敗れ、悲願の“成田超え”をまたも逃した。
上村にとって成田はデビュー戦の相手。若手時代から幾度となく対戦したが一度も勝てず、海外修行から凱旋後に迎えた2024年のG1公式戦でも、成田の無法ファイトの前に敗れていた。
試合は、上村が序盤から成田の腕を徹底的に攻めて主導権を握る。しかし成田はディック東郷の介入も利用しながら形勢を逆転。上村の左膝を鉄柱やイスで痛めつけ、弱点を執拗に狙った。
それでも上村は意地の反撃。ドロップキックやバックドロップで流れを引き戻すが、東郷が場外から足を引っ張って妨害すると、場内からは大きなブーイングが飛んだ。

終盤、上村はドラゴンスープレックス、カンヌキスープレックスを炸裂させ、成田をあと一歩まで追い詰めるが、序盤から蓄積した左膝のダメージが最後まで響いた。上村がコーナー最上段からライオンズシャイナーを狙うと、成田はこれを回避して膝十字固めへ。さらにHOUSE OF TORTUREの金丸義信がレフェリーの注意を引きつけた隙に、東郷が上村へセントーンをお見舞い。最後は成田がクロス式膝十字固めで上村からタップアウトを奪った。
またしても宿敵に屈した上村は、試合後に肩を借りながらバックステージに現れると「成田ーッ!」と声を張り上げた。「アンタのあの姿が今の成田なんだったら、俺は否定はしないけど、本心、俺の本心、俺が闘いたい成田蓮はあんな蓮じゃない!」と訴え、さらに「必ず俺がアイツの本心をリング上で見せてやる!」と宣言した。
この結果、上村は勝ち点6のままとなり、成田は勝ち点8に。Bブロックはゲイブ・キッドが勝ち点10で単独首位に立ち、ドリラ・モロニー、OSKAR、カラム・ニューマン、成田、HENAREが勝ち点8で追う展開となった。
