8月31日後楽園、運命の戦いを前にリング上で静かに棚橋弘至を待つ男色ディーノ

レスラー“男色ディーノ”の変わらない生き方
――念願の棚橋戦を終えました。次はどこを目指すのでしょうか?
ディーノ:私のレスラー人生は、棚橋戦に向けて積み上げてきたわけではないので、目的は変わってないですね。棚橋さんと「いつかやってやる」と思ってやってきたわけではなく、ずっと引っかかったまま生きてきただけの話なので。
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これからも私は今までと変わらないですよ。結果的に、私がシングルで大物と対戦できるという状態は、「私がこの生き方で生き続けてきたものと、それ(大物レスラー)をぶつけたらどうだろう?」という考え方のもとで作られるマッチメイクです。
そういう意味では、積み上げ方は一緒。その都度、相手に対して私は思い入れを持っています。相手が当然大物であれば、その時の私の感情を表現すればいい。それが後輩だったら、それはそれで私の思っていることを表現することに変わりません。
――今「戦いたい」相手はいらっしゃいますか?
ディーノ:これは私の長所だと思うのですが。例えば、プロレス界で、いろんな対戦カードが生まれるじゃないですか?その都度、“私だったらこうするな”と毎回考えるんですよ。だから、対戦相手に関しては尽きないですね。組まれたら組まれたで、“こうするな”と思いながらやっています。
――それはファンとして非常に嬉しいです。
ディーノ:「じゃあ今、今の遠藤哲哉と戦ったらどうする?」も考えます。
