――上谷戦は、「宮崎有妃プロレスの集大成」と感じました。
宮崎:ありがとうございます…「はずかし固め」をかけることは出来なかったけど(苦笑)。レジーナ戦を戦う前、ヒールの上谷が“どこまで私のプロレスに付き合ってくれるかな”と考えました。
当日、会場にはスターダムのファンの方も多く来られます。だから「どうやったら一瞬で“こいつやばい奴”と思わせられるかな」って、ずっと考えていました。「ちょっとお尻出そうか、いやいやそれは違うな」とか(笑)。
それで上谷がアカンベーした指を舐めました。敵味方、観客席から会場中に悲鳴が響きましたね(笑)。
――試合時間22分51秒が本当にあっという間。はずかし固めから、移動式はずかし固め、イリュージョン、ラダーやパイプ椅子など宮崎ワールドが凝縮された一戦でした。
宮崎:本当に悔いはないです、レジーナ王者としてやりきりました。
