
スターダムの未来を担う逸材として、常に進化を続ける羽南。7月24日、後楽園ホールでゴッデス・オブ・スターダム王座から陥落し、大きな挫折を味わった。ユニット改革を志す中での失冠は、彼女の心を大きく揺さぶった。しかし、この敗北を機に、彼女はプロレスへの向き合い方、そして仲間の大切さを再認識する。同郷の後輩、姫ゆりあを迎え、生まれ変わった『STARS』での活動。駆け抜けた5★STAR GP。自身の内面と向き合った激動の夏を振り返ってもらった。(取材・文/大楽聡詞)
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ゴッデス王座陥落、STARSでの再出発
――7.24後楽園、飯田沙耶とのタッグで保持していたゴッデス王座から陥落しました。
刀羅ナツコ&琉悪夏がゴッデス王座を奪取!羽南&飯田沙耶、6度目の防衛に失敗
羽南:本当に悔しかったです。ゴッデス王座を獲ってから「STARSを変えたい」と話していたので、改革が中途半端なままベルトを失ったことが本当に悔しかったです。やりきれない気持ちが残ったまま、どうしていいか分からなくなっていました。
――5★STAR GP中、姫ゆりあ選手が加入。新しいSTARSがスタート。雰囲気はいかがですか?
羽南:めちゃくちゃ楽しいです!みんなで練習する機会も増えましたし、ご飯に行ったりもするので、以前とは比べ物にならないくらいユニットで過ごす時間が増えました。LINEで話すことも多いですし、STARSの心がどんどん近くなっているのを感じます。