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『5★STAR GP』で掴んだシングルプレイヤーとしての手応え
――「5★STAR GP」を振り返っていかがでしたか?
羽南:自分自身を見つめ直す時間になりました。何が足りないのか、逆に何が長所なのかが明確になったので、結果は残せませんでしたが、これから役立つとても良い時間だったと思います。
――5★STAR GP期間中、どんな心境の変化があったのでしょうか?
羽南:7.24後楽園、ゴッデス王座を落として、一度気持ちが狂ってしまったんです。その3日後に「5★STAR GP」が始まり、初戦の稲葉あずさ戦でセコンドのアシストで負けて、また気持ちが狂いました。
2戦目の月山和香戦で頑張ろうと思ったら72秒で勝ってしまって、「あれ、これが私のプロレスなのかな?」とさらに混乱してしまいました。
しかし、3戦目の星来芽依とバチバチの激闘を繰り広げられたことで、自分のプロレスを取り戻すことができました。
――シングルの手応えを掴んだのは、星来選手との一戦だったのですね。
羽南:そうですね。あの試合で、シングルプレーヤーとしてのスイッチが入ったように思います。