【東京女子 辰巳リカ】念願のベルトを手に、初防衛に挑む!(後編)

――ところで2.11後楽園は、東京女子にとって大切な大会ですよね。

辰巳:そうですね。2ヶ月連続後楽園で試合を行うのは初めてです。東京女子が、さらに上に行くためには失敗できない大会ですね。

――その対戦相手が、白昼夢のパートナーである渡辺未詩選手。これはやりにくいですか、それともやり易いですか?

辰巳:最初に未詩が挑戦表明してくれたのは、個人的に嬉しいんです。私はベルトを獲得したら、所属選手全員とタイトルマッチをしたいと思っていたので、そこにパートナーの未詩が1番最初に来てくれたのは嬉しいですね。

 ただ、実際に試合をするとなると…やり難いと思いますね。未詩のパワー全開の強い部分を沢山みているので、正直怖いです(苦笑)。

――タッグパートナーとしては頼もしい存在ですが、対戦するとなると変わってきますよね。

辰巳:本音を言うと、対戦したくないですね(苦笑)。ただ私はチャンピオンだし、未詩より経験も上です。ベルトは歴代王者より受け継いだバトンだと思っているので、初防衛戦で負けるつもりはありません。

――前哨戦で久しぶりにパートナーではなく、対戦相手として戦ってみていかがでしょうか?

辰巳:未詩の気迫を感じますね。ただ未詩自身も「どうしようか…」と感じながら、前哨戦を戦っていると思います。勢いもあるけど迷いもあるんじゃないかなと。

――これまで辰巳選手はタイトルマッチで、タッグパートナーや同じユニット内の選手と闘うことはあったのでしょうか?

辰巳:ないですね。初めてパートナーと闘うことになるので…なんて表現したらいいのか難しいけど、変な感覚です(苦笑)。

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