上沢直之
日本ハム時代の23年オフ、かねてから要望していたポスティングシステム利用が認められ念願のメジャー挑戦に。メジャー契約のオファーがあった中、レイズとマイナー契約を交わした。しかし、24年3月に契約を破棄してレッドソックスに移籍。
わずか2試合の登板に終わり、日本球界復帰を決めた。古巣の日本ハムもオファーを出したが、4年総額10億円プラス出来高払いの大型契約を提示したソフトバンクへ入団を決め物議を醸した。
シーズンではキャリアハイに並ぶ12勝6敗・防御率2.74の成績をマークしリーグ優勝そして日本一に貢献した。
藤浪晋太郎
22年オフに阪神からポスティングでMLBへと挑戦した。一年目はアスレチックスからスタートし、34試合に登板。
防御率は8.57ながら5勝をマークし、シーズン途中の7月にトレードでオリオールズへ移籍もあったが、トータルでは64試合登板で7勝を挙げた。
昨季はメッツへと移籍し、再びメジャーのマウンドを目指したが、昇格することは叶わなかった。再起をかけて今季はマリナーズと契約したが、依然マイナー暮らしを余儀なくされ、3Aタコマでは2勝1敗4ホールド・防御率5.79の成績で6月に退団。
7月にDeNAからのオファーを受け日本球界復帰を果たした。復帰後は6試合に登板し1勝0敗・防御率は4.09の成績だった。今オフ契約更改を済ませ、来季もDeNAでプレーする。
青柳晃洋
昨オフに阪神からポスティングシステムを利用し、フィリーズとマイナー契約。
近年は本来の活躍が影をひそめていたこともあり、「そんなに甘くないですし。僕はここ2年、自分の中でも日本でも活躍していないことはわかっている」と覚悟を持って臨んでいた。
春季キャンプは招待選手として参加し、開幕は3Aで迎えるも打ち込まれ2Aへと降格。そのまま昇格は果たせず、マイナーでの成績も23試合で1勝3敗で防御率7.22だったことからリリースされ、日本球界復帰を決断。
ここでヤクルトが名乗りを挙げ、7月末に正式に入団が決まった。しかし、復帰後は3試合登板に終わり、10月2日には古巣・阪神と甲子園で対するも4回途中6失点でKOされる結果に終わった。
編集/まるスポ編集部
