東浜巨
東浜は12年にドラフト1位で3球団競合(ソフトバンク・西武・DeNA)の末にソフトバンクへ入団。
ソフトバンク・19年ドラ1の佐藤直樹が現役ドラフトで放出 自己最多の104試合出場でキャリアハイも新天地の楽天へ
入団から3年間は10試合未満の登板数にとどまっていたが、4年目の16年に9勝を挙げると、17年に16勝5敗・防御率2.64で最多勝に輝きチームの日本一に貢献した。
以降は本来の調子を発揮できないシーズンが続いたが、20年に9勝・22年に10勝をマークするなど、先発投手として活躍を続けた。
しかし、今季は7試合の登板に終わるとクライマックスシリーズ(CS)では16年以来9年ぶりにリリーフ登板するなど献身的な姿勢を見せたが、一軍での登板機会を求め国内FA権を行使した。
則本昂大
12年ドラフト2位で楽天に入団。ルーキーイヤーの13年には星野仙一監督から開幕投手に抜擢された。この年は15勝を挙げ球団創設初の日本一に貢献し、新人王にも輝いた。
以降、6年連続で2桁勝利をマークするなど楽天投手陣の中心的存在としての地位を確立した。
24年からはリリーフに転向し、32セーブを記録し一年目ながらセーブ王にも輝いた。今季も16セーブながら56試合に登板するなど適応を見せ、来季はMLBを視野に入れてFA権を行使した。
辰己涼介
18年ドラフトで4球団競合(巨人・阪神・楽天・ソフトバンク)の末、1位で楽天に入団。1年目から124試合に出場するなどレギュラーを掴み、7年間全てで100試合以上の出場を果たしている。
中堅手として、21年から5年連続ゴールデングラブ賞を受賞中であり、昨年は397刺殺のNPB記録を更新した。
打っても昨年リーグ最多安打を獲得するなど楽天で攻守にわたる活躍をする一方で、型破りな言動で注目も集めることもしばしば。
このオフはポスティングによるMLB挑戦を直訴したが却下され、国内FA権を行使した。
記事/まるスポ編集部
