【DDTプロレス 吉村直巳(1)】HARASHIMAさんとベルトを巻くことに意味がある

――DDTを知ったのが竹下幸之介選手を通じてですか。それも運命的なものを感じますね。ところで吉村選手は高校を卒業して、すぐにDDTに入門したわけではないですよね?

吉村:高校を卒業する時、体重が150kgくらいありました。漠然と「このまま運動を止めると死ぬ」と思いました(苦笑)。それでダイエットとしてジム行こうと思い、中学時代の顧問に相談したら、全日本プロレスのゼウスさんの「キングジム」を紹介してくれました。ちょうどゼウスさんが全日本に上がり始めた時期ですから2014年ですね。

ゼウスさんが「絶対レスラーになれるよ」と強く勧めてくれました。最初は半信半疑でしたが教えてもらったプロレスラー用のトレーニングメニューで鍛え始めてから「もしかしたらプロレスラーになれるのではないか」と思い始めましたね。

ゼウスさんのジムには約2年通っていました。ある時期、体重を90kgくらいまで落としすぎたんですけど、「ボディビルダー的肉体がほしいわけではない」と思い、パワーファイター用の体作りにシフトしました(苦笑)。

――90kgですか?想像できないですね。ところでどういった経緯でDDTに入団したのですか?

吉村:それは完全に竹下幸之介を追っかけてです。当時、管理栄養士になるための大学に通っていました。順調に行けば安泰。親に「プロレスラーになりたい」と言ったら反対されました。DDTに履歴書を提出、親と大学側からは「DDTに受からなかったらキチンと大学に通うこと」を提案されましたが見事合格しました(笑)。

【DDTプロレス 上野勇希】DDT UNIVERSAL王者としての責任

プロレスリングBASARAの中津良太さんに「合格かどうかの連絡来るまで1ヶ月かかるよ」と言われていたんですけど、上野勇希さんと入団試験を受け高木社長と話をしていたら「お前たち合格なんだけど」と、その場で言われて「あっ、俺たち合格なんだ」と(笑)。

――それで上野選手と一緒に大阪から上京したのですか?

吉村:上野さんの方が何日か早かったんですよ。

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