激しくやり合うIWGPタッグ王者・Yuto-Ice(左)とGHCジュニア王者・高橋ヒロム
22日、新日本プロレス・藤沢大会『WORLD TAG LEAGUE 2025(WTL)』Bブロック公式戦で、デビッド・フィンレー&高橋ヒロムがYuto-Ice&OSKAR(K.O.B)を破り、白星スタートを切った。
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試合は序盤からIce&OSKARの荒々しい連携に対し、フィンレーは場外にいるOSKARめがけてヒロムをパワーボムで投げつけるなど、ヒロムを”モノ”のように巧みに使うプレーで応戦。ヒロムもジュニアの意地を見せ、Iceと激しい打撃の応酬を繰り広げた。

終盤、Ice&OSKARが合体技「K.O.B」を狙うも、ヒロムが切り抜けると背後でフィンレーがタッチ。Iceは試合権利がフィンレーに移ったことに気づかず、AMBITIONでヒロムを攻撃し、さらにCruellaを炸裂させてカバーに行くも、レフェリーはカウントせず。ここでフィンレーはIceをエビ固めで丸め込み、3カウントを奪取。頭脳プレーでIWGPタッグ王者から勝利をもぎ取った。
試合後フィンレーはマイクを取ると、ダメージで倒れ、呻き声だけで何も答えられないヒロムのそばで独自の“通訳ショー”を展開。

会場が笑いと拍手に包まれる中、フィンレーは「ヒロムは『チョーゲンキ』と言ってる」「今年のWTLを制覇するのは『フィンレーとヒロム』だとさ!」と勝手に答えると、最後は疲弊でボロボロのヒロムを肩に担ぎ上げ、バックステージへ帰っていった。
一方、敗れたIceはバックステージで「ああ、クソッ…。オイ、フィンレー、テメエ何してくれとんだ?こっからもっとハイになるとこだろ。何テメエ、邪魔入ってんだよ。オイ、ヒロム、お前まだ足りねえだろ、プロレスハイが?いつかシングルやろうぜ、ヒロム。フィンレー、お前もだ!」と悔しさを滲ませた。

Bブロックは初戦からインパクト十分。IWGPタッグ王者K.O.Bの巻き返しはあるのか、そしてフィンレー&ヒロムが連勝街道へ突き進むのか。次戦も注目だ。
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