WORLD TAG LEAGUE初戦、白星スタートのザック&大岩(TMDK)
22日、新日本プロレス・藤沢大会『WORLD TAG LEAGUE 2025(WTL)』Bブロック公式戦で、ザック・セイバーJr.&大岩陵平(TMDK)が、グレート-O-カーン&カラム・ニューマン(UNITED EMPIRE)を下し、白星スタートを切った。
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試合は序盤、大岩とオーカーンのレスリング勝負でスタート。大岩がヘッドロックで捕獲すると、TMDKは標的をオーカーンの左腕に絞って徹底的に攻める展開に。ザックのえげつない関節攻めにオーカーンが苦悶の表情を浮かべる。
中盤はUNITED EMPIREの流れ。場外戦でカラムが大岩を鉄柵に激しく叩きつけると、オーカーンもザックを場外で痛めつけ、リングに戻すと帝国が一気に反撃。カラムはザックをマウントからのエルボー連打で追い詰め、さらに挑発を繰り返して試合を荒れ模様に持ち込む。
しかしタッチを受けた大岩が一気に流れを変える。ショルダータックルからのドロップキック、さらにバックドロップとセントーンでカラムを叩きつけ、会場を大きく沸かせた。
終盤は四人が入り乱れる激しい攻防へ。オーカーン&カラムが必殺のImperial Dropを狙うも、大岩が二人まとめてラリアットで切り裂きザックへタッチ。ここからザックが怒涛の反撃。オーカーンの王統流正拳突きをキャッチし、左腕へオーバーヘッドキック。大岩との連携で試合は最終局面へ。
オーカーンの背後を大岩が拘束し、そこへザックの豪快なビッグブーツ。大岩がそのままジャーマンで叩きつけ、最後はザックがジャックナイフ式エビ固めで3カウント。見事な連携技でUNITED EMPIREを沈めた。
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