マエケンの争奪戦に楽天も調査を開始した(写真はイメージ)
ヤンキース傘下3Aを退団し、日本でのプレーを公言した前田健太投手の争奪戦がさらに激化する可能性がある。楽天も獲得調査に乗り出したと一部で報じられた。
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すでに巨人が獲得に向けた調査を進めており、坂本勇人・田中将大と共に“88世代トリオ”結成とともに、田中が今季達成したようにあと35勝に迫っている日米通算200勝に向けた期待も高まりつつある。
当初は巨人に加えてヤクルトやDeNAも獲得に前向きな姿勢もあると見られたが、特にDeNAは木村洋太球団社長がSNSを見て(NPB復帰意向を)知った程度と発言していることから、実際の動きはない模様。
現状最も積極的なのが巨人。今季リリーフ陣は安定感を誇ったが、2桁勝利が山﨑伊織のみと先発陣に課題を残し補強ポイントに合致。阿部慎之助監督も「駒不足」と語っていたことから、CS敗退後早々に獲得を視野に入れていた。
一方、今回参戦の可能性を見せた楽天も今季は2桁勝利、規定投球回到達者がともに0人に終わった。
チーム最多勝利は古謝樹と西垣雅矢の7勝で、昨季11勝を挙げ、今季は開幕投手を担った早川隆久は2勝に終わっている。オフには左肩の手術により試合復帰まで4〜5ヶ月かかる見込みとなり、来季開幕も不透明な状況。
さらに長年楽天の投手陣を支えてきた則本昂大もFA宣言し、移籍を視野に入れていることから、投手陣の補強が急務となっている。
しかし、楽天には昨オフに田中将と折り合いがつかず自由契約となった出来事があった。
ファンの間では「だったらマー君の200勝をイーグルスのユニフォームで見たかった」「同じ38歳の投手だったらマー君残しても良かったのでは…」などと、慎重になっている楽天ファンの意見も見られた。
杜の都にマエケンが降臨するのか、その決断への注目はさらに高まりつつある。
編集/まるスポ編集部
