今季MLBへの挑戦を正式に表明した選手は現時点で4名。いずれもポスティングシステムによるもので、所属球団が容認した。
特に村上・岡本という日本球界を代表する長距離打者が揃って海をわたることになったのが大きな特徴。
なお、投手は2人とも西武から移籍することとなる。
その他、有原航平(ソフトバンク)が再挑戦の意向を持っていると報じられている。
村上宗隆(ヤクルト)
22年に56本を放ち三冠王を獲得し、翌23年のWBCでも主軸を打った日本を代表する打者。
かねてからMLBへの意向を持っており、昨季の契約更改で「来季(2025年)が日本で最後の年」と公言していた。
今季は故障で出遅れるも復帰後は本塁打を量産。56試合出場ながら22本塁打を放った。
岡本和真(巨人)
村上と毎年本塁打と打点のタイトル争いを繰り広げていた巨人不動の4番。
これまでMLB挑戦については多くを語らなかったが、今オフ挑戦を表明。巨人の野手としては初のポスティングを使用する選手となった。
村上同様今季は故障の影響で69試合にとどまったものの、15本塁打・打率.327の活躍を見せた。
髙橋光成(西武)
昨季は開幕から11連敗で未勝利というまさかの低迷となったが、今季その連敗を止めて以降8勝(9敗)をマーク。先発陣の一角として148イニングを投げた。
初の2桁勝利を挙げた19年から将来的な挑戦を要望し続け、今季ついに容認された。
今井達也(西武)
西武のエースとして今季まで3年連続2桁勝利。チームが低迷する中でも奮闘を続けた。今季は10勝5敗、防御率はリーグ4位の1.92と年間通じて安定感を誇った。
編集/まるスポ編集部
