【DDTプロレス・樋口和貞】復帰から半年、坂口・赤井(Eruption)とともにKO-D6人タッグに挑戦!

――16日は、遠藤選手がメイン終わりで2試合連続、かたや樋口選手はオープニングマッチ出場で6試合空きました。連続で戦うのと休憩を取るのは、どちらが有利ですか。

樋口:レスラーによると思いますが、休憩すると体が冷えるの自分は間隔を空けない方がいいです。 結果的に5月2日は、こっちの作戦勝ち。16日は遠藤選手の作戦勝ちというですね…

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――6月20日、Eruptionとして待望のKO-D6人タッグ選手権ですよね。相手の#DAMNHEARTS(遠藤選手、T-Hawk選手、エル・リンダマン選手)は、かなりの強敵かと思います。

樋口:キーマンは赤井選手だと思います。Eruptionとして「ベルトを必ず獲る」。そこに赤井選手は「男子に引けを取らない」というテーマが乗ると思います。

――外敵である#STORNGHEARTSのT-Hawk選手とリンダマン選手の印象を教えてください。

樋口:身体能力が高いですよね。T-Hawk選手は後楽園で闘って、体幹が強く軸がぶれない。リンダマン選手は持ち上げる力がすごいですね。 あとT-Hawk選手は、地元が北海道で一緒なんですよ(笑)。北海道苫小牧で野球をしていたのでアスリート気質が強い、それはリンダマン選手にも共通していることですけど。 

遠藤哲哉選手、T-Hawk選手、エル・リンダマン選手は個々としても強いし、チームとしても強い。強敵だけど、それには負けたくない。 遠藤選手が田中将斗選手からKO-D無差別級王座をDDTに取り戻したとは言え、KO-D6人タッグ・DDT UNIVERSAL王座と#DAMNHEARTSが、主要タイトルのうち3タイトルを持っています。かなり勢いのあるチームですが、その勢いを止めたいですね。 

――そして6月14日から有観客興行が始まりました。お客さんの前で戦うのはいかがでしたか?

樋口:個人的には、あまり気になりませんでしたね。会場でお客さんに見てもらうのは大切なことだと思いますが、無観客でカメラを通した向こう側のお客さんに対して、「自分のファイトを全力で見せること」に変わりはありません。 会場にお客さんがいると歓声がダイレクトに届きます。その声援で気持ちを高揚させる選手も、もちろんいます。とても大事なことだと思います。 

ただ自分の場合は、試合中メチャクチャ集中しているんですよ。お客さんの声援は聞こえているんですけど、聞こえていないという感覚なんです。 言葉にすると難しいですけど、お客さんの顔も見えてますし、歓声もしっかり届いているんです。 

――サッカー選手が試合中、俯瞰するのと同じですね。高いところから見下ろすイメージで、目で見なくても周りの状況を感じることができる能力。

樋口:その感覚に近いと思います。とにかく試合に集中していますね。 誤解して欲しくないのですが、お客さんの声はありがたいですし、声援はキチンと届いています(笑)。 

――最後に6/20のタイトル戦を前に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

樋口:少しずつ元の生活に戻っているとは言え、新型ウイルスの影響でうまくいかない事も多いと思います。自分ができることはプロレスと真剣に向き合うことです。 自分たちEruptionは「DDTを面白くしたい」という信念をもとに全力で闘っています。 

そして#DAMNHEARTSの勢いを止めてEruptionがベルトを獲得し、ファンの皆さんに新しい風景をお見せしたいと思います。応援宜しくお願い致します。 


<インフォメーション>
DDTプロレスの大会情報はDDTプロレスリング公式サイトをご覧下さい。 

樋口和貞Twitter 

取材・文/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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