【DDTプロレス・樋口和貞】復帰から半年、坂口・赤井(Eruption)とともにKO-D6人タッグに挑戦!

――DNAは他団体からの参戦選手も多く、バラエティー豊かな活動をしていた記憶があります。

樋口:いろいろやりました(笑)。その頃、自分はDDTのリングにも上がらせていただきました。2017年7月に自分がDNAを卒業してからも、舞台とか勝俣選手やMAO選手がアイドルユニットとして活動していましたね。 

――ところでリング上のコスチュームやトレーニングの際、こだわりの「GEAR(道具)」があれば教えて下さい。

樋口:自分はテーピングですね。手首が外側に曲がらないように固定したり、逆水平チョップで威力を高めるためという理由もありますが、テーピングを巻くことによって切り替わるんですよ、「人間・樋口」から「プロレスラー・樋口」に。テーピングがスイッチになっています。だから練習する時も巻きます。テーピングをすることによって、気が引き締まりますね。

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――坂口選手は試合前、フードを被ったりガウンを着ると臨戦態勢に入ると、話してくれました。

樋口:そうですか、やはり「身に付けるもの」って大切ですね。相撲時代も、まわしを付けると切り替わったので…そういったものがスイッチになるんでしょうね。

――試合前に必ず行うことはありますか?

樋口:必ず「股割り」をします。試合前、忙しくてウォーミングアップできないこともありますが、股割りだけは欠かさないようにしています。

――ところで昨年9月、右膝後十字靭帯断裂で欠場しましたね。あれは、どのような状況で起きたのですか。

樋口:DDTのファンクラブ興行でやりました。ケガした瞬間、「あれっ?おかしいぞ」と感じました。 ラリアットを受けて、一回転してリングの外に落ちそうになって「やばい」と感じ足を踏ん張った時、膝をリングの角に打ち付けました。 

試合は、なんとか乗り切り控室まで戻りましたが、緊張が解けた瞬間に動けなくなりました(笑)。

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――手術はしていないんですか?

樋口:はい。状況として1ヶ月くらいは、まともに歩けませんでした。通院し、手術しない選択もあることを知りました。 それで足の状態を見ながら、家でリハビリをして過ごしました。2ヶ月後には練習を再開しましたね。 

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