
7日、千葉・東金で「永田裕志 Produce Blue Justice XVI ~青義奉謝~」が開催。鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&永井大貴のチーム“無所属”と、ゲイブ・キッド&デビッド・フィンレー&石森太二&外道のBC WAR DOGSがタッグマッチで対戦した。
TAKESHITAが鷹木信悟を破り激闘を制す!次はザック・セイバーJr.
6月に辻からIWGP GLOBALヘビー級王座を奪取したゲイブは、G1初戦で右ヒザを負傷し欠場。シリーズ中の8.24ロンドン大会で復帰が発表されると、鷹木は「ケガが治ってるんだったら出てこい。あんなヤツ、チャンピオンの資格ねえよ」と糾弾し、王座返上を要求。さらに8.17有明では、“無所属”がBC WAR DOGSとの全面戦争を宣言。

その流れを受け、9.28神戸でゲイブvs鷹木のIWGP GLOBAL戦、辻vsフィンレー、ヒロムvs石森の三大シングルマッチが正式決定。本試合はその前哨戦となった。
約2か月ぶりの日本復帰戦となったゲイブが会場のフェンスをなぎ倒して荒々しく登場すると、鷹木はリング上で臨戦態勢。ゴング直後からショルダータックル合戦、場外でのイスチャンバラへと突入し激しい火花を散らす。

中盤、WAR DOGSの反則まじりの猛攻で永井が捕まる展開に。石森や外道が顔面攻撃を繰り返し、フィンレーもショートレンジラリアットを連発。苦しい時間が続いたが、永井が気迫でドロップキックを放ち辻へとつなぐ。
辻はフィンレーにカーブ・ストンプ、さらには石森をケブラドーラ・コンヒーロで吹き飛ばすと、続くヒロムは石森に怒涛の連続攻撃を浴びせ、最後は外道を捕らえて必殺・マキシマム ザ ホールディング 第三形態(ダイスケはん命名)でギブアップ勝利を収めた。
だが試合後も乱闘は収まらず、フィンレーと辻は場外で殴り合いながらバックステージへ。リング上ではIWGP GLOBALのベルトを掲げて挑発する鷹木にゲイブが詰め寄り奪い返すと「オッサン、オッサン、オッサン!43サイ!」と吐き捨て会場を後にした。
“無所属”とBC WAR DOGSの全面戦争の火蓋はすでに切って落とされた。
記事/ミライカ