YOHの介入により最終公式リーグ戦に敗れたEVIL&ファレは準決勝に進出できず
8日、新日本プロレス・広島大会『WORLD TAG LEAGUE 2025』Aブロック最終戦で、矢野通&ボルチン・オレッグがEVIL&ドン・ファレを破った。
EVIL大暴走!矢野通&ボルチンを手錠地獄「お前ら何もできないんじゃ!」
開始前からEVIL&ファレが奇襲し、2代目ディック東郷(SHO)の介入と無法ファイトが横行。矢野&ボルチンは前日の前哨戦と同じく場外に手錠で拘束されるが、矢野は隠し鍵で自力脱出。しかしボルチンは捕らえられたまま。矢野はボルチンも救おうとするが、EVIL&ファレが阻止。さらに2代目東郷(SHO)が矢野から鍵を奪い取る。

矢野が集中攻撃を受ける中、ここで流れを変えたのが解説席のYOHだった。YOHは2代目東郷(SHO)から鍵を強奪し、ボルチンの手錠を解除。場内がざわめく中、解放されたボルチンが爆発し、2代目東郷(SHO)を吹き飛ばしてリングへ。戦況は一気に逆転する。
終盤、金丸のウィスキーミストで矢野が視界を奪われ、ファレが横入り式エビ固めで決めにかかるが、ここでもYOHがレフェリーの足を引き、執念のカウント阻止。さらにファレにウィスキーミストを噴射し、決定打の舞台を整えた。

最後はボルチンをアシストした矢野がそのままファレを押し倒し、3カウントを奪取。
だが、今大会の結果、両チームともに4勝3敗(8点)で予選脱落が決まり、Aブロックは毘沙門が代表1位、辻&ゲイブが代表2位でブロック突破が確定した。
試合後、YOHがEVILを手錠拘束すると激昂。レフェリーに手錠を解錠されると、猛ダッシュでバックステージへ消えていった。

バックステージでEVILは「YOH、テメエ関係ないやろ、コラッ!俺の大事な公式戦を、あの野郎、ベルトまで見せつけてくれたな、この野郎!ふざけやがって」と怒りを爆発。
また、YOHの要求により来年1・4東京ドームでNEVER無差別級6人タッグ戦(王者=矢野通&YOH&マスター・ワト)“トルネードランボー”の開催が決定しているが、「あいつの思惑通りにさせるか、この野郎。なにがNEVERシックスメン東京ドームだ?テメエなんて顔じゃねえんだよ。やらすわけねえだろ、ボケがコラ!」と報復を予告した。
>>>試合後、バックステージ
