
7月13日のDDTプロレス後楽園大会、ダークマッチ後のインフォメーションコーナーに身長171cm、体重79kgの練習生・葛西陽向(かさい ひなた)が登場。陽向は「いろんな感情を全部噛みしめて自分の掲げる大きな夢に向かって、駆け抜けていけるよう頑張っていきたい」と挨拶し続いて「お父さんである葛西純を超えてみせるようなレスラーになるんで、8月30日、ひがしんアリーナ大会にぜひ足をお運びください」と“デスマッチのカリスマ”葛西純の名を口にした。その陽向にデビューへの意気込みを聞いた。(取材・文/大楽聡詞)
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父“デスマッチのカリスマ”葛西純の存在
――お父さんがプロレスラーだと言うのはいつ頃から気づいていましたか?
陽向:もう物心つく前から気づいていました。多分、小さい頃からお父さんがプロレス会場に連れて行ってくれたんです。ですから当たり前のように身の回りにプロレスがある環境でした。
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――小さい頃、スポーツはしていましたか?
陽向:体操や水泳、バスケットボールとか。それこそプロレスラーになるための体力作りで、色々なスポーツに取り組んでいました。
――ということは元々プロレスラーになるつもりでしたか?
陽向:心の奥底というか、常にどこかで意識していました。保育園の時から「プロレスラーになりたい」って言っていたような気がしますね。でも一旦諦めたんです。