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DDTプロレスに入門、父も背中を後押し

――どのような経緯でDDTに入門したのですか?
陽向:数あるプロレス団体の中で、さまざまなことに取り組んでいるのがDDTだと思ったからです。もちろん父にも相談し、「DDTがいいんじゃないか」とアドバイスをもらいました。
――葛西純選手のフリーダムズではなかったのですね?
陽向:父と同じことをやっても、プロレスラーとして父には勝てないと思うんですよ。
7月13日後楽園でデビューを発表させていただいて、「お父さんを超えるようなレスラーになりたい」と言いました。“葛西純”は偉大なレスラーです。リングで言った“超える”というのは「デスマッチで超える」だけではない。もちろん“デスマッチ”という土壌で超える方法もあると思います。
ただ僕は、“プロレスラー”として別の手段でその存在を超えたいと思います。DDTに入団したのは、さまざまなプロレスに触れられると思ったから。ですから“父の存在を超える”にもいろんな可能性があると感じています。
――お父さんからは「DDTのここがいいよね」といった具体的な話はありますか?
陽向:それこそ自由な雰囲気と言いますか、“縛らないプロレス”をして「いろんな可能性が詰まっている」と話しています。