【インタビュー】全日本プロレス 鈴木秀樹、2年連続2度目の王道トーナメント出場「“一か八か”で勝負しても面白い」(後編)

8.3大田区、宮原健斗&青柳優馬組を破り真霜拳號(左)とのタッグで世界タッグ王座を奪取した鈴木秀樹(右)

鈴木秀樹は8月3日、大田区大会で真霜拳號とタッグを組み、宮原健斗&青柳優馬組(ビジネスタッグ)から世界タッグ王座を奪取。今年1月2日に全日本プロレスに入団した鈴木選手は、8月24日から開幕する『第12回 王道トーナメント』で個人として全日本マットの頂点を狙う。(取材・文/大楽聡詞)

>>前編は下記からご覧ください

――鈴木選手は全日本プロレスでは世界タッグ王座を2度戴冠していますが、シングルのベルトをまだ戴冠していません。目指すは三冠王座ですか。

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鈴木:もちろん、所属・フリーに関わらずその団体にベルトがあるとしたら、それを狙わないと“参戦する意味がない”というか。僕を雇ってくれた意味もないだろうし。

ビジネス的な話になりますが、タイトルを目指しているレスラーの姿を見てお客さんは応援してくれると思います。もちろん、別の価値観もあるのかもしれないですけど、僕はそれを求められると感じています。

だから王道トーナメントで結果を出すことで三冠王座に近づいていく。ただ、王道トーナメントを勝つことが三冠の挑戦決定になるのは良くないと思うので、それはそれで別に考えてやらないと上手くいかないっすよ。

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