【インタビュー】全日本プロレス 鈴木秀樹、受け継がれる「ロビンソン・イズム」――所属としての覚悟(前編)

王道トーナメント2年連続2度目の出場となる鈴木秀樹

2008年にIGFでデビューした鈴木秀樹。2014年にIGFを離れ日本のプロレス界では珍しいフリーランスとして活動してきたが、2025年1月2日付けで全日本プロレスに入団。8月3日大田区大会、宮原健斗&青柳優馬(ビジネスタッグ)の保持する世界タッグ王座を真霜拳號と奪取した。24日から開幕する「王道トーナメント」を前に話を聞いた。(取材・文/大楽聡詞)

――今年1月に鈴木選手は全日本プロレス所属になりました。約8ヶ月が経過し、心境的にはいかがでしょうか?

鈴木:自分では「変わってない」と思っているんですけど、周りから見たら変わったんじゃないのかなと感じます。

ただ具体的にコレっていうのは難しいんですけど、ちょっとだけ自分でも変わった気がしますね。なんだろう…前よりも周囲が広く見るようになりました。

――今年のチャンピオン・カーニバル(CC)初戦の宮原健斗選手に勝利した後、「全日本プロレスに何か外からの危機があった場合は、全て僕が相手します」というマイクにグッと来たファンも多いと思います。

鈴木:チャンピオン・カーニバルで勝ったら面白いことではなくキチンとマイクをしようと思っていたんです。それで喋り始めたら、いろいろ言っちゃったんですよね。

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