【インタビュー】全日本プロレス 本田竜輝、2年連続準優勝の王道トーナメントへの覚悟とELPIDAへの思い

今年の王道トーナメントは「是が非でも優勝したい」と鼻息が荒い本田竜輝

2023年、2024年と王道トーナメント2年連続準優勝の本田竜輝。6月に解散したELPIDAの中で本田は唯一シングルタイトルを獲得していない。そのことを誰よりも強く悔やんでいるのが本田自身だ。チャンピオン・カーニバルではBブロックを勝ち抜き決勝トーナメント進出したが、宮原健斗に惜しくも敗れ決勝進出はならなかった。不退転の覚悟で挑む王道トーナメント、“3度目の正直”となるのか。それとも“2度あることは3度ある”なのか。(取材・文/大楽聡詞)

目次

衝撃のELPIDA解散

ELPIDA、(左から)本田竜輝、綾部蓮、ライジングHAYATO、安齊勇馬

――6月の後楽園でELPIDA(エルピーダ)が解散しました。

本田:1年間、一緒に活動してきて自分自身成長できたし、綾部蓮・ライジングHAYATO・安齊勇馬と過ごした時間は個人的にも全日本にとっても意義のあるものだったと感じています。

CC2025札幌2連戦、Bブロックは本田竜輝&斉藤レイが優勝決定トーナメント進出。本田「俺もそろそろ勲章が欲しい」

ただ俺を含め4人とも「自分が自分が…」というタイプのレスラーなので(苦笑)。レスラーとしてメンバー内で切磋拓したけど、仲は良かった。ただ全員が前に出るタイプなので“ユニット”としてのまとまりは…もう少し必要でしたね。

例えば “北斗軍”は、リーダーの大森北斗を中心にチームとして一枚岩のように感じますよね。

ELPIDAは個人個人の力は北斗軍より上回っているけど、“チーム力”は北斗軍に負けていたかもしれません。

ただ俺自身は3人と組めてすごく成長できたので、いい経験になりました。

1 2 3 4

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次