【RISE】寺山遼冴「TEPPEN GYM」への感謝を胸に、次なる挑戦と誓い(後編)

ーー戦績は23戦20勝2敗1引き分け、プロになってからはほとんど負けなしでした。

寺山:姉は「私、20歳で(キックボクシングを)辞めるって言っていたんです。本当は辞めるつもりなかったんでしょうけど…

2022年3月に右股関節唇損傷の手術を受け成功。しかし左足にも同様の症状が見つかりリハビリに2年以上かかることで、今後の目標を見出せなくなったとして現役引退を発表。

チャンピオンになって、一番輝いていた時期に引退したのは凄いと思います。

元K-1の魔裟斗さんも、まだまだ戦えるはずなのに30歳で引退した。そういう人たちを見ると、カッコいいと感じますね。まだ闘えるのに辞められる勇気…。羨ましくもあり、悔しい気持ちにもなります。

ーー先日、立嶋篤史選手の試合を観ました。彼は53歳で未だ現役でキックボクシングをされています。

寺山:10代の選手もたくさんデビューしているし、自分も年上の選手と試合します。リング上では年齢って関係ないですよね。

正直、年齢を重ねると何かに挑戦するのが怖くなる。

でも50代でプロとして続けているということに、心打たれる人は多いんじゃないでしょうか。いくつになっても何かに挑戦できるんだって。少なからず誰かに夢を与えてると思う。本当に尊敬します。

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