Sareeeとの出会いがChiChiを大きく変えた
諏訪魔と石川修司のもとでプロの洗礼を受けたChiChiに、さらなる大きなターニングポイントが訪れる。それが元WWE・Sareeeとの出会いだった。女子プロレスの神髄を伝授され、「Sareee-ISM」のリングで数々のレジェンドやトップレスラーたちと激闘を展開。過酷なリングで培われた「プロの根性」と「魅せる技術」の真髄に迫る。【中編】(取材・文/大楽聡詞)
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■Sareeeとの出会い、受け継がれるプロレスイズム
――デビューから1年足らずで、Sareee選手の自主興行「Sareee-ISM」へ参戦を果たします。接点はどのような形から始まったのですか?
ChiChi:私のデビュー3戦目、6月4日の新木場1stRINGでSareeeさんとシングルマッチをさせていただいたのが始まりです。
Sareeeさんもアメリカ(WWE)から日本へ帰国されて、まだ2,3試合目というタイミングでした。そんな無名の私と試合をしてくださって、試合後に「(ChiChiは)気持ちがいい。技術は後からついてくる。今度一緒に練習しようね」と声をかけてくださったんです。
――Sareee選手の言葉は大きいですね。
ChiChi:お世辞や社交辞令で終わらせたくないと思ったので、私から日程をお伺いして伊藤薫さんの道場(伊藤道場)での練習に参加させていただくようになりました。
――諏訪魔選手や石川選手といった男子レスラーからの指導と、Sareee選手や伊藤薫選手ら女子レスラーからの指導の違いは何でしょうか?
ChiChi:男子レスラーの受身や身体の使い方だと、女子の身体構造ではダメージが大きすぎる部分もあるんです。
そうした細かい身体の使い方や「女子レスラーはこう動いた方がいい」とSareeeさんや伊藤さんが細かく教えてくれました。怪我なく戦っていけるのも、その指導のおかげだと思っています。
――Sareee選手はChiChi選手のポテンシャルを非常に高く評価している印象があります。
ChiChi:ありがたいことに、すごくかわいがっていただいています。プライベートでも親しくしていただいていますし、お忙しい中で練習やパーソナルトレーニングにも連れて行ってくれます。
ご自身の人脈や技術、エルボーのフォームまで出し惜しみなく教えてくださるんです。フリーで活動されているSareeeさんが、そこまで親身になって伝授してくれるのは本当にありがたいですし、感謝しかありません。
