8.24新宿FACE「Sareee-ISM」でChiChiは暁千華(マーベラス)と対決する
過酷なリングを生き抜き、レスラーとして著しい成長を遂げたChiChi。静かな佇まいの内に秘められていた感情が、ついにリング上で爆発する。後輩レスラーへの容赦なき怒り、因縁のライバル・ビクトリア弓月が保持するUN王座(通称:白いベルト)への執念、そしてその先に見据える海外武者修行の夢。進化を止めないChiChiが描く未来図とは…【後編】(取材・文/大楽聡詞)
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■「Sareeeさんを出すまでもない」――感情を爆発させた理由
――2026年7月30日のマリーゴールド後楽園大会で、Sareee選手と組んで青野未来&南小桃組と対戦した際、小桃選手に対して感情を剥き出しにされていたのが印象的でした。
ChiChi:あの時は「Sareeeさんが出る必要はない。私が片付ける」という気持ちで前に出ました。Sareeeさんにも言われましたが、私が1人のプロレスラーに対してあれほど明確に拒絶反応や感情を見せることって、ほとんどないんですよね。
技術的なことについて、とやかく言うつもりはありません。ただ、6月21日の試合の途中で心が折れているのが見えてしまったんです。どれだけ試合で頑張っているフリをしても、心が折れてしまっていては意味がない。
それなのに私たちがいない場所でマイクを持ってアピールするのに、直接向かい合うと泣いたり黙ったりしてしまう……。
「こんな選手とは試合をしたくない」と心から思ったし、レスラーとしてリスペクトを持つことができない。
こんな気持ちになったのはプロレス人生で初めてです。本当に腹が立っていたし、「Sareeeさんの手を煩わせるような相手じゃない」と思って自分が出ました。
