【DDTプロレス 高尾蒼馬】弱いチャンピオンからベルトを獲り、ストレス発散する(後編)

――ところで今回行われる5.4後楽園。DDT UNIVERSAL王者の上野勇希選手に挑戦者として高尾選手が挑みます。4.11後楽園 The 37KAMIINAとの戦いは、これまでと違ったゴツゴツした印象を高尾選手から受けました。何か変えたことや変わったことはありますか?

高尾:トレーニングは変えてないから、変わったとすれば「意識」かな。怯むか怯まないか、やるかやられるか。まあ気づいている人もいるけど俺は感情の起伏が激しいので。それが上野相手に出ただけ。

――マイクパフォーマンスで自己主張する高尾選手に驚きました。

高尾:基本めんどくさがり屋なんで、マイクは喋りたくない。ただCIMAさんの時は、学生時代から憧れていたからテンションが上がったけど。

 いつもDAMNATIONのメンバーがマイクで喋っている時、自分は関係ないから「長ぇな…早く終わらねぇかな」って思っている(笑)。

――5.4後楽園でDDT UNIVERSAL王座戦は、どのような戦いになりそうですか?

高尾:単純に叩き潰す、完膚なきまで。「やっぱり弱いチャンピオンだったな」と。ただそれだけ。これキチンと書いといて、「弱いチャンピオンからベルトを獲り、ストレス発散する」って。それ以上でもそれ以下でもない。

――ちなみに高尾選手がDDT UNIVERSAL王者になったら戦いたい選手はいますか?

高尾:それはCIMAさん。CIMAさんの持っている世界ジュニアのベルトとダブルタイトル戦だな。


<インフォメーション>
5.4後楽園ホール大会は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言発令に伴い中止。無観客大会を動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます

高尾蒼馬 Twitter

取材・文/石川 裕也 編集/大楽 聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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