【DDTプロレス 高尾蒼馬】弱いチャンピオンからベルトを獲り、ストレス発散する(後編)

――この時期、「月刊若手通信」という若手選手による興行があり、他団体の選手と交流がありましたよね。

高尾:俺は、他団体に出場するのが好きなんだ。今でもたまに出るけど。緊張するけど楽しいかな。鈴木鼓太郎さんや田中稔さんとか、結構戦っている。1番戦いたかったCIMAさんと戦えたから満足かな。

 あと鈴木鼓太郎さんを目標にしている部分はある。鼓太郎さんと最初に対戦した時の印象が強くて。左の頬をエルボーで打たれたんだけど、打たれてない右顎が痛んだ(苦笑)。

 打たれた反対側がメチャクチャ痛む、痺れるような感覚。それが衝撃だった。それから「エルボーで推す」という新たなスタイルを模索しはじめたんだ。

 身体の大きい選手でエルボーを使う人はいるけど、俺と同じような体格でエルボーをメインに使う選手がDDTのリングにいないのもあるしな。

 DDTはプロレス団体の中でも、キャラクターが濃いレスラーが多い。常に自分の立ち位置を考え、そこに埋もれないようにしているよ。

――若手通信の時、彰人選手や平田一喜選手と一緒でしたよね。先日彰人選手が「高尾が来るならユニットとして『若手通信世代』を立ち上げたい」と話していました。

高尾:それはないな。今さら、そこ(若手通信世代)に行く必要はないよ。

――2012年に石井慧介選手や入江茂弘選手とチームドリフを結成しました。「DDTの序列を変えるため」に3人とも20代の選手でしたね。

高尾:(少し考えて…)その辺りの記憶がないな。あの頃はDDTより全日本プロレスの印象が強いから。

――高尾選手は、今も持っているKO-D6人タッグの初代王者。ベルトへの愛着も強いかと思いますが。

高尾:KO-D6人タッグに愛着か…今回で8回目かな。たしかに獲得してる。逆にベルト巻きすぎて愛着ないかな。「またベルト来た」みたいな。

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