12日、楽天は本拠地で広島カープと対戦。2対1で逆転勝利チームで2連勝(写真はイメージ)
【楽天 2-1 広島】(6月12日・楽天モバイル 最強パーク宮城)
楽天イーグルスは6月12日、本拠地で広島カープと対戦し、2対1で逆転勝利。前日の勝利で得た勢いそのままに、チームは確かな「塩川カラー」を滲ませながら結束力の強さを見せつけた。
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楽天の先発は、41歳の大ベテラン・岸孝之。初回にボールが定まらず3死球で二死満塁のピンチを背負ったが、ここは経験豊富な右腕が意地を見せて無失点で切り抜けた。
3回表、一死1塁からプロ初スタメンの二塁手・ワォーターズがフライを見失う不運な内野安打でピンチを広げた直後、激しい雨のために試合は40分間の中断。再開直後に広島の坂倉将吾にライトへのタイムリーツーベースを浴びて先制を許す。だが岸はここから崩れなかった。「中断の時間のおかげで修正できた。逆に助かった」と語った通り、百戦錬磨のベテランは動じずに最少失点で凌ぎきった。
守備陣もこの力投に応える。7回表、送りバントを岸自らの好フィールディングで二塁フォースアウトに仕留めると、続く打者の打席では一軍昇格直後の捕手・石原彪が二盗を鮮やかに阻止してピンチの芽を摘んだ。バックの執念に支えられた岸は、7回109球、5安打1失点という圧巻の粘投で味方の反撃を待った。
7回裏、楽天打線がベテランの熱投に応えた。ダブルプレーで好機が潰えかけたものの、粘って2つの四球をもぎ取り二死1、2塁のチャンスを作った。ここで打席に立ったのは、得点圏打率の高い7番・村林一輝であった。村林が放った打球は左中間を鮮やかに破る2点タイムリーツーベースヒットとなり、1塁ランナーの浅村栄斗も本塁へ決死のヘッドスライディングを敢行してセーフとなった。一気に試合をひっくり返し、岸に勝利投手の権利をもたらした。
8回は2番手のルーキー九谷がしっかりと無失点に抑え、その裏には初スタメンのワォーターズがプロ初安打となるレフトへのツーベース。
9回は抑えの藤平尚真が登板し、二死2、3塁から菊池涼介に8球粘られて四球を許す展開となったが、最後はファビアンを三振に仕留めてゲームセット。岸はプロ1年目の2007年から「20年連続勝利」という偉大な金字塔を打ち立てた。
劇的逆転勝利に沸くSNSの反応
「岸投手、20年連続勝利おめでとうございます!雨の中断にも負けないタフさはさすが大ベテラン!」
「村林選手の勝負強さに痺れた。浅村選手のヘッドスライディングも気迫がすごくて感動した」
「ワォーターズ選手、最初はミスもあったけどプロ初安打が出て本当に良かった。これからが楽しみな選手!」
SNS上では、偉大な記録を達成した岸への祝福とリスペクトの声が溢れかえった。また、チャンスを逃さず仕留めた村林のバッティングや、浅村の勝利への執念を感じさせるスライディングを絶賛するコメントも多数見られた。
記事/ひろしお
編集/まるスポ編集部
