【K-1 レオナ・ペタス】 王者が示すチャンピオンとしての在り方

――では、挑戦者の山本直樹選手の印象を聞かせて下さい。

レオナとても上手な選手だと思います。ただ、まだチャンピオンには早いだろうと。年齢は僕より2つ上ですが、チャンピオンとしての器には時期尚早だと思います。 

――山本選手からは「レオナ選手に舐められている。必ずひっくり返してやる」という言葉もありました。

レオナ僕は山本選手のことを舐めてはいません。今日まで前回のタイトルマッチ以上に気を引き締めてトレーニングに臨んでいましたから。「舐められている」と思っている山本選手とリング上で対峙するのが楽しみですね。 

――チャンピオンとして初防衛戦に向けた意気込みをお願いします。

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レオナ僕はベルト自体には価値はなく、「ベルトを獲ることに価値がある」と思っています。なぜなら、ベルトの存在に捉われすぎると、視野が狭まってしまうから。ベルトどうこうより、まずは選手として高みを目指し、価値を高めていく。そうすれば視野は広がり、王座獲得という結果につながるんです。それを15日、しっかりと防衛して証明してみせます。 

――最後に来年の目標を聞かせて下さい。

レオナ来年は弟と2人でベルトを4本獲りたいですね。これは実現させたいと思っています。現在、手元にKRUSHのベルトがありますが、別のベルト(K-1 WORLD GP スーパーフェザー級)もあるので、そのベルトも狙いにきたいですね。弟にも、必ずついて来てほしい。兄弟一緒に勝ち続け、ベルトにつなげられるような1年にしたいです。 

また、僕ら兄弟がインストラクターを務める「LARA TOKYO」というジムが12月からオープンしたので、指導者としても頑張りたいですね。当ジムは綺麗でお洒落ですし、トレーナー陣はエクササイズキックボクシングから、本格的なキックボクシングまで幅広く指導することができます。みなさんとキックボクシングができることを楽しみにしているので、ぜひお越しください!

取材・文/大楽聡詞
編集・写真/佐藤主祥

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