【K-1 レオナ・ペタス】 王者が示すチャンピオンとしての在り方

――やりたくないというのは、相手としてやり難いということですか?

レオナ単純に勝ち逃げしたいな、と(笑)。というのも、昨年対戦した時「この選手、強いな〜」と感じまして。その後、お互いに成長していますが、やはり若い方が成長するスピードが速いので、「このまま対戦せずに勝ち逃げしたいな」と思い始めたんです(笑)。

でも、強いものに挑まなければチャンピオンになれませんから、今年の9月に試合を組んでもらいました。 

――それでも戦った結果、ベルトを奪取することに成功しました。実際にチャンピオンになられて、何か変化はありましたか?
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レオナベルトを獲得してからは、「他の選手には負けられない」という思いが強くなりました。それに将来的には、ここ「LARA TOKYO」のように素敵なジムを経営したいので、格闘家としての実績が欲しかったんです。そして今回、1つ形にすることができてホッとしています(笑)。

――9月のベルト戴冠の際は、お母さんもリングサイドで喜んでいましたね。

レオナ実は現在、母は闘病中で、最近状態は良くなってきたんですけど、まだ予断を許さない状況なんです。ですから、一刻も早く母に僕の頑張っている姿を見せたいと思っていました。その状況でベルトを獲る姿を母に見せることができたので、親孝行できたかなと思います。 

――前回から今回の試合まで3ヶ月ありましたが、この期間、どんなことを意識して練習しましたか?
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レオナまずは「自分はチャンピオンなんだ!」と、王者としてのプライド持つことを意識しました。そう自分に言い聞かせることで、細かい部分はあまり変わりませんが、以前はできなかったトレーニングにも取り組めましたね。 

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