【DDTプロレス 正田壮史】今は初勝利が欲しいです!逆エビ固めを掛けられ悔しい思いをしているので

――正田選手は少林寺拳法インターハイ3位と言う経歴をお持ちです。大学から注目されませんでしたか?

正田:大学進学の推薦枠がありました。ただ推薦で大学に入り在学中にプロレスをしたくなった場合、大学側に迷惑をかけることになります。だから地元大阪の大学を一般入試で受けて合格、進学しました。

そして在学中に「DDT10代プロジェクト」に応募、しかしコロナで頓挫。そこで思い切って大学を休学し、今年5月に上京しDDTの寮で暮らしています。

――大学3年で休学ですか?

正田:来年、改めて大学3年からスタートになります(笑)。入学してから2年間コロナで数回しか通学していません。キャンパスライフなしで休学ですから…割とキツイですね。

――5月に上京し1ヶ月練習し、その時点でデビューできる力を持っていると伺いました。

正田:僕もあとから聞いて驚きました。上京して毎日必死に練習するだけ。ついていくのがやっとです。基礎を作るためのマット運動やトレーニングがメイン。練習してジムでトレーニング、そして寮に帰る…と言う日々の繰り返し。あっという間の3ヶ月です。ですから1ヶ月でデビューできるスキルがあると聞いた時も「俺、そんな力あったんだ」と他人事でしたね。

――吉村直巳選手と9.18後楽園のセミファイナルで戦いますね。ところで正田選手はデビューして1ヶ月。8.14後楽園ホール、相手はDDTのエース・HARASHIMA選手でした。僕はデビュー戦を観戦しドロップキックの打点の高さに驚きました。やはり中学時代のバスケットボールと少林寺拳法で培ったものでしょうか?

正田:バスケ部ではゴール下でジャンプすることが多かったんです。それかもしれないですね。

――デビュー戦は緊張から試合の記憶がない選手が多いですが、正田選手はいかがでしたか?

正田:僕もその記憶が全くないです(苦笑)。試合後、WRESTLE UNIVERSEを観て「HARASHIMAさんにファルコン・アローしてるやん!」と驚きました。試合中の記憶はほとんど無いですが、試合後身体は痛みましたね。

――練習の痛みと観客の前で試合をしている痛みは違いますか?

正田:全く別物です。練習とは比べものにならないほど苦しい。試合後は息も上がっていました。

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