【DDTプロレス 高梨将弘】彼らの純粋な目を見ていると「途中で投げ出す訳にはいかない」(第2回)

――高梨選手は2012年タイで我闘雲舞に出場、翌2013年にはロシアに渡りプロレスをしていますよね。

高梨:当時ユニオンプロレスに参戦していて、来日したロシア人レスラーと仲良くなりました。そこで「ロシアで試合をする日本人はいないか?」と相談され、僕が行くことになりました。

――ロシアのプロレスは日本と違いますか?

高梨:基本的にはアメリカ・メキシコ・ヨーロッパ・日本以外の国のプロレスはWWEです。クオリティー等は置いといて目指しているのはWWE。

日本は小さな国の中で様々なスタイルのプロレスが行われています。プロレス歴の浅い国はWWEかアメリカのインディープロレスを参考にしているイメージが強いですね。

――僕もフィリピンの知り合いがいて「プロレス」という単語は通じませんが「WWE」は通じます。ところでロシアには何度くらい行きましたか?

高梨:2回行きました。ロシアのイメージは新日本プロレスに来日したレッドブル軍団、もしくはリングスのロシア勢でしたが、全く違うアメリカナイズされたプロレスでした。

ただ「こんな大きな選手と戦うのか」と(苦笑)。とにかく身体のサイズが大きかったですね。
<第3回に続く>

<インフォメーション>
12.26東京・国立代々木競技場 第二体育館「NEVER MIND 2021 in Yoyogi」にて高梨将弘選手が佐々木大輔選手の持つDDT UNIVERSAL王座に挑戦します。タイトルを賭けた2人の戦いが行われるのは2018年11月に後楽園ホールで行われたKO-D無差別級王座戦以来、3年ぶり。その時敗れている高梨選手は雪辱を果たせるか!詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください
また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます

高梨将弘Twitter
DDTプロレスリング Twitter

取材・文/大楽 聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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