肘の手術から復帰した舞華。H.A.T.E.のベルト独占状態に“待った”をかける!
昨年4月の横浜アリーナ大会以来、約7ヶ月に及ぶ長期欠場。肘の内側側副靱帯の再建術という大きな試練を乗り越え“女帝”舞華が、当初の予想を覆す驚異的なスピードでリングに帰ってきた。舞華が不在の間、スターダムのリングは一変。ヒールユニット「H.A.T.E.(ヘイト)」が勢力を拡大、主要なベルトを独占。まさに闇の一強時代が到来していた。「そろそろ終わりにしないと。ストップをかけるのは、私だと思っている」。独裁を許したリングを奪還すべく、ついに動き出した舞華。空白の期間に彼女は何を感じ、どう現状を打破しようとしているのか。舞華の胸中を直撃した。(取材・文/大楽聡詞 文中敬称略)
◼️「万全以上の120%」で戻ってきた理由
――舞華選手、まずはお帰りなさい。昨年4月27日の横浜アリーナ大会を最後に肘の手術で欠場。12月8日後楽園で復帰しましたが、状況はいかがでしょうか。
舞華:万全です。本当に100%の状態。周りには「120%だ」と言っていますけど。さらにコンディションを整えて、すべてをアップデートさせて戻ってきました。
優宇、12月28日で引退――橋本千紘「最後まで最強を目指しベストタッグを獲りましょう」
ただ筋力がまだ完全に戻りきっていない感覚は、正直少しだけあったんですよ。自分で動いてみて、「以前の動きはこんな感じだったっけ?」と戸惑うことも復帰直後はありました。
でも12月28日で優宇さんが引退するのを知って……。これは本当に私のわがままですけど、彼女が引退する前に、どうしても間に合わせたかった。どうしても、もう一度体と体をぶつけ合いたいという思いがあって。
――当初の予定よりも、かなり早めての復帰だったということでしょうか?
舞華:腕の状態や可動域は全く問題ないレベルまで回復していたんですけど。本当は自分の理想とする完璧なフォルムで戻りたかった。そこだけは間に合わなかったですね。
でも、優宇さんの最後だし。復帰したての状態でファンの方に心配もしてほしくなかった。だから、ちょっと強がっていた部分はありました。
