楽天を戦力外になった島内は現役引退を表明した(写真はイメージ)
最たる例が最多安打に輝いた22年オフの契約更改時の一幕だった。更改を終えて会見場に出てくると突如驚きの発言が飛び出した。
「球団にはできるなら来年オフFAさせてほしいと言いました」
島内は20年までの活躍が評価され、21年から4年契約を結んでいた。その2年目を終えた時点での衝撃発言だった。代わりに大幅減俸を条件に提示したが、球団は当然ながら首を縦に振ることはなかった。
会見の席では「違うユニホームを着てプレーしたい気持ちも少なからず出てきた」とストレートな心境を述べ、ファンをも困惑させた。
理由は同じ左の巧打者である近藤健介がソフトバンクへFA移籍した際、7年総額50億円ともされる大型契約で移籍しており、その条件を知ったことだった。
21年・22年は島内がタイトルを獲得したが、複数年契約中のため年俸は変わることがないため
「何のために頑張っているんだろうと。モチベーションというか、そういうところはデカい」
「あの金額には負けちゃいますね。気持ちが持たないと思います」
などとネガティブな発言が次々と出てくる事態に。さらに色紙には“現状維持”と書いて撮影に応じていた。後日訂正して謝罪したものの、球団との溝ができた可能性も示唆される出来事だった。
昨オフに戦力外となった後、現役続行の道を模索したが叶わなかった島内。14年間でプロ通算1174安打を記録し、楽天一筋のプロ野球生活に別れを告げた。
編集/まるスポ編集部
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