最後の後楽園、棚橋弘至はBOSJ覇者・藤田晃生と激突した
「“レインメーカーショック”の借りはまだ返してない」棚橋弘至、1.4オカダ戦へ執念の咆哮!

棚橋「本日も、後楽園ホール、たくさんのお客様、ありがとうございました。(※涙声で)後楽園の思い出と言ったら、2000年代、何とか後楽園ホールをいっぱいにするところから、新日本プロレス、始めましょうということでね。初めていっぱいになって盛り上がった日のことをよく覚えてるし。
それから、いい形で2025年を締められたことに、本当に感謝します。ああ、早かったね。2025年も、デビューしてから26年、何でこんなに早いのかな。一生懸命だったからだと思う(※涙で声が小さくなりながら)。ああ、よかった!よかったよ。ダメだ、ダメだ(※と、天を仰ぎ、涙を拭う)。
でも、今日の後楽園ホール、来年1月4日の東京ドーム大会、棚橋弘至がプロレスラーになった意味、あったじゃん!最後まで全力で、“レインメーカーショック”の借りはまだ返してないと思ってるから。
東京ドームでオカダに返して、2026年も新日本プロレス、最強の布陣で、選手、スタッフ、全力で頑張っていきますので、ちょっくら、ついてきてください。本当に、2025年1年間、応援ありがとうございました!(※深々と頭を下げる)」

藤田「俺が感じたのなんか、棚橋弘至の歴史のほんの一部なんだろうということはわかってるけど、多分、今のこの気持ちは勝っても晴れることはなかったんじゃないかな。それぐらいデカくて、凄くて、熱い太陽みたいな人だな。
棚橋弘至、負けたまんまで終わりたくないけど……これで終わりか。見ててくれよ。アンタがビビるぐらい強くなって、デカくなって、『新日本プロレスと言えば藤田晃生だ』、アンタにいつかそう言わせてやるよ。これから楽しみにしとけよ。棚橋さん、ありがとうございました。1月4日、絶対勝ってくれよ」
【新日本】棚橋弘至引退、1・4東京ドーム外野増席も完売!地上波全国ネット放送も
