巨人からの電撃退団が発表されたオコエ瑠偉(画像はイメージ)
28日に巨人のオコエ瑠偉が退団することとなった。双方合意の上で自由契約となり、3年間プレーした巨人に別れを告げた。
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プロ10年目の今季は61試合に出場し、打率.246・0本塁打・5打点に終わっていた。シーズン終了後から球団と協議し、海外を含めた他チームへの挑戦を視野に入れて本人から申し出ていた。
オコエについてはファンの間ではある異変がSNS上などで話題となっていた。それは、秋季キャンプの途中から急に姿を見せなくなったためである。
以降、長嶋茂雄さんの「お別れの会」やファンフェスタといった現役選手が参加する行事を次々と欠席。そんな中、FAで同じ外野・中堅手でもある松本剛を獲得したこともあり、「また問題でも起こしたのでは?」と憶測に拍車がかかっていった。
というのも、オコエは楽天時代から数々物議を醸していた。シーズンオフには2年連続で年俸以上の車を購入したり、姿勢の甘さから当時の梨田昌孝監督や石井一久監督(現:取締役GM)らに苦言を呈されることもしばしば。
現役ドラフトで巨人移籍直後の23年1月には暴力団関係者が主催する宴に参加しており、その場では傷害事件も発生していた(オコエの関与はなし)。
今年に入っても、楽天時代ではあるがオンラインカジノをやっていたことを申告し、5月に単純賭博の疑いで書類送検・6月に不起訴処分(起訴猶予)となっていた。
グラウンド外での話題が先行していまいがちの28歳は、自らの意思で退団を選んだ。一部では阿部慎之助監督との確執も噂されたが、その指揮官は直接エールを送った。
そして、吉村禎章CBOも海外での可能性も尊重するためサポートすることも明かしており、新天地をこれから探していく。
編集/まるスポ編集部
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